現在ARROWSルアーは素材の価格の高騰、生産コストアップ
その他諸事情により 生産を休止しております。
お客様からのお問い合わせで
ご購入の相談が御座いますが、店頭での在庫のみとなっております。
ユーザー様には大変ご迷惑をお掛けしております。
入手が困難あり誠に申し訳ございません。
製造終了の為、保証サービスも終了しておりますので不良品等の交換にも
在庫が無い為に修理、交換は出来ない状況で御座います。
またモデル・カラーによっては市場ではもう手に入らないモデルが存在して
おり、長年使って頂いているユーザー様には大変申し訳ございません。
初公開!!初期型レア・ハンドメイド
(画像クリックで拡大)
2000年頃にハンドメイドで作ったプロトモデルです。
開発は1996年から約ここまで3年の月日が流れました。
それでもやっとプロトが完成した事ですがこれを量産化にするのには
さらに膨大な時間と資金が掛かりました。
この時代にはシリコンで三次元立体成形技術の量産化は
確立されていませんでした。
シリコンは元々、色が塗れないと言う常識を知らずに開発に取り掛かり
無知とは怖いもので何も知らなくチャレンジしました。
それが量産化に向けて各メーカー様の多くの人にここまで導いて頂きました。
その時にご協力頂きました方には心から感謝いたします。
ご協力有難うございました。
量産型レア・初期ブラックパッケージ仕様
2001年12月頃製作
倉庫で見つけました。
出荷されなかった理由はカラーの部分にハンコを押し忘れて
箱を組んだようです。その為に倉庫で眠ってました。
また箱がかまぼこ型だった為に輸送中に変形したりして問題発生。
その為にパッケージ上下に隙間が出来てしまい廃盤となりました。
カラーはアユネイティブ、極初期のカラーです。
2代目 ひし形パッケージ
2002年頃製作
箱の潰れを改良すべく作り直されたひし形のパーツケージです。
画面は上からで見にくいですが下に向かってラウンドして狭くなります。
実際に完成してみるとひし形は紙にすると強度的に弱くグラグラして
カチッとしたものが出来ずにこれも改良の為に製作し直しとなりました。
レアのカラーはブルーブルーです。
ちなみにパッケージの設計も初代から自分でしていました。
流石にオリジナリティーをパッケージに追究するのも
苦労する事ばかり・・・でも何とか独自性を出したいと苦悩していた時の
作品です。
3代目 四角つりさげ型最終バージョン
2003年前期・完成形
今までの作ったパッケージの改良を重ねて最終的には
強度と組み立てやすさのバランスが取れた
アロウズオリジナルのパッケージです。
パッケージと言えどもここまで来るのに
こだわりを追及してきました。
この型は次のモデルに引き継がれ最終型まで
採用いたしました。
レア・プレミアムモデル
2005年 追加モデル
プレミアムモデルとして各部をパーションアップ。
ペイントの多色化、パーティンクライン(成型バリ)
をより無くし金型を改良。
ペイントスタッフの熟練度が上がり、量産型としては
最上級のペイントを目指していた時期の作品です。
ロッド開発の際にルアーの着水の瞬間を撮影してみました。
遠くから自分に向かってルアーを投げてもらうという立ち位置での撮影。
着水と同時にウエイトが前方に帰って姿勢を保っています。
スマートフォンARROWS X LTEにて撮影。(この様な使い方は絶対に真似しないでください機能テストの為)
アクションを入れるリトリーブ前の瞬間です。
この姿勢なら下からのアタックでもヒットしやすそうですが
よく見るとこのレアフォースはフックの種類が前後違う、なぜフロント
がバーブレスでリアフックはノーマル?
しかもリアフックは錆びてるし・・・
あとアカメ狙いはフリーノットは危険です。
ライン先端部がキャストの摩擦疲労で簡単にそこから切られます。
気づいた人もいるかもしれませんがARROWSのルアーのアイはシリコンで
出来ていてその角度により反射が変わって魚にアピールするんです。
シリコン特有の光屈折率の違いです。
この反射シールとシリコンアイの接着方法で2年近く開発の時間が掛かりました。
シリコンって接着が難しいというか接着させないために使う用途が多い素材です。
もちろん高透明のシリコンですのでコーキング剤のシリコンとは別物です。
シリコンは何千種類もあるらしい。(製造メーカー様のお話)
アイ(目玉)がシリコンになったからと言って釣果に差が出るとは思いません。
しかし一番評価の厳しいアングラーから見ると、このアイがプラスチックだったら
『ボディーが柔らかいのに目玉が固いじゃん』
と自分もそう思ったのでシリコンアイにこだわったのです。
そしてこのアイの接着強度はとても高く、目玉が取れる事は通常使用では
殆どありません。
この接着方法は独自のシリコンのブレンドを開発する為に
ひたすらこもって研究していました。
そんな懐かしい思い出があります。
K.HASHIMOTO
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